- はじめに -
当ブログに訪れていただき、ありがとうございます。カフェ開業に向けて勉強中のYuriです。
「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!という本のアウトプット記事となります。
本書では、<u-pink>お店の売上拡大を目指すなら、新規より固定客を増やすこと。<u-pink>その理由と具体的な方法がかなり詳しく紹介されていました。
全て読み終えた頃には、「なるほど、だからこのお店は続いているのか」と自分なりに分析できるようになったので、誰かにシェアしたいと思い、記事を書くことにしました。
私の夢に関する内容とはなりますが、本を購入する際の参考になれば嬉しいです。
「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!
<u-pink>どんな本か?<u-pink>
高田靖久(たかだやすひさ)さん著書、売り上げを伸ばすための戦略が学べる本。
高田さんは、某大手IT企業にて20年間、飲食店・美容院を中心とした、顧客管理ソフトおよび顧客戦略支援ツールの商品企画・販売に携わり、前年対比300%アップする店舗が続出。1000店舗以上の売上拡大に貢献されています。
第1章 なぜ、お客様はリピートしないのか?
第1章では、<u-pink>新規顧客を固定化することの重要性<u-pink>について学びました。
ほとんどの場合、1回きりのお客さんの割合は70%、2回以上のお客さんは30%ほどである。
よって、1回きりのお客さんの割合を60%に減らすことができれば、売上は上がり始める。
ただし、値段の安さや割引で勝負してはいけない。
固定客になりやすいお客さんを集めるには「お店の価値」を発信することが重要とのこと。
第2章 1回きりのお客様を「7倍」固定客にする方法
第2章は、<u-pink>お客さんがリピートしない理由とどうすればリピートしてもらえるか<u-pink>が紹介されていました。
正直、今はインスタグラムやYouTube、公式LINEで情報を得ることが多いため、ダイレクトメール読んでもらえるかなと思いつつ、地域密着のお店ならやる価値ありだと感じました。
ダイレクトメールを送るタイミングや具体的な内容がかなり細かく紹介されていので、気になる方は実際に読んでみていただければと思います。
第3章 7倍固定客にする「3つのツール」
第3章では、<u-pink>3つのダイレクトメール<u-pink>には、それぞれどんな内容を書けば良いのか学びました。
サンキューメールには、お礼+店のこだわりとうんちく、経営者の熱い思いを書く。
ライクメールでは、同業者の推薦、ランキングや過去の受賞歴、お客様の声を活用する。
ラブメールでは、割引き(最終手段)を使い、どうしても来たくなるようなオファーを仕掛ける。
第4章 成功を左右する「顧客情報」の活用法
第4章では、<u-pink>顧客情報の活用例<u-pink>を学びました。
通販業がうまくいっている理由は、顧客情報を活用しているから。
顧客情報は「どこの」「だれが」「いつ」「いくら」の4つが必要。
顧客情報を入手したら、あなたのお店に興味がある人(利用しやすい傾向がある人)に対して、ダイレクトメールを送る。
なぜなら、店の売上の75%は、上位30%のお客さんで構成されているから。
「いくら」の金額が高い人ほど多く送るとなお良いと感じました。
第5章 なぜ、新規客が集まらないのか?
第5章では、<u-pink>新規客が集まらない理由と解決策<u-pink>について学びました。
お客さんが集まらない理由は、あなたのお店を選ばないといけない理由がないからである。
確かに、近所に新しいお店ができると「オープンしたばかりだから行かなきゃ」という思考になるが、ずっとあるお店は「そう言えばあるな」と思うだけで、実際に行くことはない。
また、うまくいっているお店は、インパクトのある商品や他が真似できないことをしていると思っていたが、この本によると、商品力と値段は無関係だという。
ここで私が思い付いたことは、ポイントカードを作り、来店するたびにポイントが貯まる。ポイントに応じてクーポンが発行されたり、景品と交換できる。さらに期限を設けて、◯月◯日までにあと◯ポイント貯めると、ゴールド会員にランクアップするという仕組み作り。
一定額使うと、お得意さん限定の優待カードが発行される(イオンのオーナーズカード的な)とかも良さそう?とアイデアが膨らみました。
【自分用メモ】
私のお店の収益源として、飲食店の売り上げに貢献できるサービスを開発したいという思いがあったため、ポイントカードのようなシステムがうまくいった場合、他の店舗でも使ってもらえるように展開できたら良いな。
第6章 新規客をザクザク集める方法
第6章では、<u-pink>新規客を集める方法として「配布メニュー」<u-pink>が紹介されていました。
ここでいう配布メニューとは、お店のパンフレット的なもの(売り込まないダイレクトメール、ニュースレター)
一番最初にお店の売りやこだわりをしっかり伝える。
次に働いている人の紹介、お客様の声
配布メニューの工夫次第で、新規客が一気に集まるんだそう。
最終章 販促術よりも大事なことー売上拡大の魔法
最終章では、<u-pink>販促以上に重要なのはビジョン設定<u-pink>ということを学びました。
私はこれまで「母の作るパンが美味しいからみんなにも食べて欲しい」「私はカフェで働くことが天職だから自分でお店を開くんだ」と夢を語っていました。
この本を読んでハッとしたのはまさにここ。この船はどこに向かうのかというゴールが明確になっていないことに気づきました。
そして考えた内容▼
お店のコンセプトは、"ランニングの目的地となるパン屋さん"
運動をした後に、焼き立てのパンとコーヒーを食べることで、充実した1日になること
お店のビジョンは、好きなものを食べて、身も心も健康でいられますように。
来てくれた人が達成感と幸福感をたっぷり味わえるようなサービスとパンを作ること。
最終目標は、ランニングコミュニティを作り、笑顔で健康に過ごせるまちづくりをすること。
どんな人におすすめの本?
・飲食店のマーケティングを学びたい人
・売上に伸び悩んでいる経営者さん
・繁盛店の共通点を知りたい人
・長く愛されるお店を開業したい人
さいごに
今回は、高田靖久さん著書「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!から得た学びをアウトプットしました。
2009年発行の本で情報が古いかなと思いつつ、<u-green>読んでみたら目から鱗が落ちる内容だらけ。かなり濃い内容なのに面白くて、約200ページを1日で読み終えました。<u-green>
将来、自分のお店を開きたいと思っている方は、ぜひ一度読んでみてください!
さいごに、この本を読み終えた私のネクストアクションを記載したいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この本と私のアウトプットがみなさまに素敵なきっかけを運んでくれますように。
以前ご紹介した本も飲食店開業にかなりおすすめなので、ご興味がある方は見てみてください ▼
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