はじめに
当ブログに訪れていただき、ありがとうございます。カフェ開業に向けて勉強中26歳OLのYuriです。
今回は<u-pink>「図解 コーヒー一年生」<u-pink>という本のアウトプット記事となります。
お客さんに美味しいコーヒーを届けたい、そのためには自分好みのコーヒーを知ることが大切。
長い間カフェに携わってきた私ですが、産地や焙煎方法の違いによる味の違いを改めて勉強したい!と思い、本屋で見つけたこちらが面白かったので、誰かにシェアしたいと思い、記事を書くことにしました。
私の夢に関する内容とはなりますが、本を購入する際の参考になれば嬉しいです。
図解 コーヒー一年生
<u-pink> ■どんな本か?<u-pink>
粕谷哲(かすやてつ)さん著書のコーヒー初心者が味の違いを学び、コーヒーの楽しさを知れる本。
粕谷さんは、ファミリーマートやネスレ日本などの商品開発や製品プロモーション、世界各国でのトップバリスタ育成など幅広く活動しています。
第1章 コーヒーの基本
第1章では、<u-pink>コーヒーの基本について、焙煎度合いと産地による味の違い<u-pink>を学びました。
味のイメージ4つ▼
①甘味があって後味スッキリ:スタバ、ドトール系
②ドッシリ濃厚・コクがある:コメダ、純喫茶系
③焦げ感のある苦味イタリアン系:エスプレッソ、ラテ
④透き通った味のフルーティー系:浅煎りのドリップ
一般的に浅煎りはフルーティー、深煎りは飲みごたえがあると言われることが多い。
みんながよく飲む味で親しみを持たせるなら①ですが、コーヒー本来の味を伝えるなら④
両者の違いを感じてもらえるよう300円のブレンドコーヒーと500円のハンドドリップ(シングルオリジン)をやるのもあり?と思いつきました。
産地別のイメージ▼
ブラジル:バランス苦味系
コロンビア:マイルド系
エチオピア:フローラル酸味系
グァテマラ:安定の飲みやすさ
ケニア:ジューシー超酸味系
インドネシア:屈強苦味系
母のパンとのテイスティングを考えて、デニッシュ系ならブラジルやグァテマラ、ハード系ならエチオピアというように、"あなたのために選んだ特別なコーヒー"をコンセプトにするのも良さそう。
第2章 普通においしいコーヒー
第2章は、コーヒー初心者向けの内容で<u-pink>おいしいコーヒーの選び方<u-pink>が説明されています。
最初はスーパーでアラビカ種100%のブレンドを選ぶ。また、その際は生産国名をよく見て、どんな味わいかを推理できるようになると良いとのこと。
そして、実際に飲んだ感想を自分の言葉にして、<u-green>推理と感想の繰り返しをすることが美味しいコーヒーに出会う近道<u-green>と言っていました。
ロフトと無印良品に立ち寄り、オリジナルブレンドのドリップを3つ購入しました。
無印良品のコーヒーコーナーを見てみると、相性の良いスイーツが紹介されていて、とても勉強になります。
無印おすすめフードペアリング▼
ライトテイスト×チョコがけいちご、ドライフルーツミックス
ミディアムテイスト×フロランタン、ストロープワッフル(キャラメル系)
ダークテイスト×スノーボールクッキー、バームクーヘン(ずっしり甘い洋菓子)
私が実際に試した組み合わせ▼
ライトテイスト×クランベリーロール:すっきり軽やかな口当たり、チーズケーキとも合いそう
ミディアムテイスト×さくらクッキー:苦味と酸味のバランスがよく、マイルドな味わい(王道系)
ダークテイスト×あんぱん:苦味と雑味のある深煎り、甘いおやつにぴったりの味わい
この豆にはどんなパンが合うかな〜と想像しながら選ぶ時間がめちゃくちゃ楽しくて、"パンとコーヒーのペアリングを楽しむワークショップ"を開催するのも良いな〜とワクワクが膨らみました。
第3章 選んでおいしいコーヒー
第3章では、<u-pink>産地ごとに異なる味の特徴<u-pink>を詳しく学びました。
初心者でも味の特徴を覚えられるよう、コーヒーの産地が擬人化されており、私はこのページを見ながら、飲んだコーヒーの特徴をマインドマップにまとめました↓
今まで「<u-green>普通に美味しい<u-green>」しか言えなかった味の感想が「<u-green>苦味と酸味のバランスが程よく、キャラメルのような甘さも感じられる<u-green>」「<u-green>すっきり軽やかな口当たりでオレンジっぽい<u-green>」と具体的に表現できるようになったのはこの本のおかげです。
さらに、コーヒーを飲み比べながらまとめているうちに自分好みの味がわかってきて、一杯のコーヒーでも温度の違いやアレンジ(ミルクやシロップ追加)、一緒に食べるフードを変えることで「こんなにも印象が変わるんだ」「コーヒーって面白い!」と忘れかけていた気持ちを思い出しました。
第4章 感動的においしいコーヒー
第4章では、<u-pink>コーヒーの生産処理や品種、ペアリング<u-pink>について学びました。
生産処理による味の違い▼
ナチュラル:個性が際立つ、フルーティー、ベリー系
ウォッシュト:個性がやわらぐ、すっきり、青リンゴやマスカット
セミウォッシュト:ナチュラルとウォッシュとの間、フルーティーだけどより安定した味
品種による味の違い▼
ブルボン:甘みが強く人懐っこい
ゲイシャ:複雑で繊細
カトゥーラ:軽くてやわらか甘い
SL28,SL34,ルイル111:ジューシー
この内容が面白いと感じられたらコーヒーにハマっている証拠。
スペシャリティコーヒーを取り扱うカフェに行くと、生産処理や品種、標高、味の印象が細かく書かれており、思い浮かべながら飲むことで「確かに洋梨っぽいかも」などと余韻に浸ることができます。
どんな人におすすめの本?
・コーヒーの基礎を勉強したい方
・産地や焙煎方法による味の違いを知りたい方
・コーヒーの味を自分の言葉で表現できるようになりたい方
・自分好みのコーヒーがわかるようになりたい方
・コーヒーの面白さ、楽しさを知りたい方
・将来コーヒーショップを開業したいと考えている方
さいごに
今回は、粕谷哲さん著書「図解 コーヒー一年生」から得た学びをアウトプットしました。
見開きすぐのページに「なんとなく…だったのがはっきりわかるようになる本」と書いてあり、まさにその通りだなと感動。<u-green>コーヒーの楽しさに気づかせてくれる最高の1冊<u-green>です。
ここに書いていない内容で粕谷さんおすすめのコーヒー抽出方法やアレンジレシピがとても参考になったので、実際に試してみたいと思います。気になる方は購入してみてください!
さいごに、この本を読み終えた私のネクストアクションを記載したいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この本と私のアウトプットがみなさまに素敵なきっかけを運んでくれますように。
一つ前に紹介した本もカフェ開業におすすめなので、ご興味がある方は見てみてください ▼
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