2024-08-11
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【本の感想】どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン

【本の感想】どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン
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目次


- はじめに -

私のブログに訪れていただき、ありがとうございます。26歳ブロガーのYuriです。

今回は、韓国で120万部のミリオンセラーを突破した<u-pink> どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン <u-pink>を読んだ感想をアウトプットします。

会社の同僚や友達からは良い人と思われているのに、パートナーや家族という近しい存在に厳しく、感情をぶつけてしまうことで悩んでいた私が、自分を変えたいと思い、出会った一冊です。

結論、この本を読んだことで、大切な人への接し方に変化が生まれたと感じているので、私と似たような悩みを抱えている方に読んでいただけたら幸いです。

どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン
どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン

どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン

精神科医のユン・ホンギュン著者。韓国で120万部超のミリオンセラーを突破し、日本語版が出版されました。

【詳細情報】
出版社:ダイヤモンド社 第1版
発売日:2021/7/13
ページ数:341
単行本:¥1,650(税込)

本書は、人間関係、恋愛、心の悩みがスーッと消え去る!人生に効く「自分の愛し方」とは?自尊感情(≒自己肯定感)の回復法を指南する一冊です。

第1章 なぜ、自尊感情が大切なのか?

まずはじめに、自尊感情とはどんなものか。なぜ自尊感情が重要なのか。自尊感情を回復することはできるのか。について学びました。

<u-pink>自尊感情とは、自分自身をどのように評価するかのこと<u-pink>であり、他人と比較したり、周りからよく見られようとすると、低くなってしまうとのこと。
インターネットやSNSが普及した現代社会においては、この現象に陥りやすく、仕方のないことでもあるようです。

自分だけかと思っていた悩みが、多くの人が直面していることを知り、少しほっとした気持ちになりました。

第2章 自分を愛せないと、愛に振り回される

第2章では、自分を愛することができれば、自尊感情も高まることを学びました。

本の途中で登場する "自尊感情を高めるためのワーク"(自分のことを知る、自分へのプレゼントを選ぶ、愛する人ともっと愛し合えるように祈る など)を行っているうちに、「なんか変われそうな気がする!」と前向きな気持ちが生まれました。

とくに、「自分へのプレゼントを選ぶ」というワークを行った時、普段自分を後回しにしていたことに気づいたんです。

<u-pink>誰かを幸せにしたいなら、まずは自分を愛してあげること。<u-pink>自分の中にいるもう一人の自分を親友と思い、ご褒美プレゼントを選ぶ。

私は、食事を疎かにしてしまうところがあるので、普段だったら行かない名店の餃子をテイクアウトし、彼と一緒に食べました。いつもより楽しい時間が流れた気がします。

私が笑顔でいれば、彼も自然と笑顔が増える。パートナーと良い関係を保つには、自分の機嫌は自分で取ることが大切と再実感しました。

第3章 人間関係は自尊感情が9割

第3章では、人間関係の良し悪しは自尊感情が関係している。だから、自尊感情を高める意識付けをしようということを学びました。

<u-pink>承認欲求は自尊感情を下げてしまう、他人の評価ではなく過程に目を向けよう。<u-pink>

自分で決断することが自尊感情を高める。という話があり、そのためのワークということで「この本を読んでいる理由」「この本を読んでどう変わるのか」と「意思決定の天秤(何かを行った場合と行わなかった場合のメリット・デメリットを書き出す)」を行いました。

また、幼少期など過去の経験が今の自分にネガティブな影響を与えているならば、「もしその経験がなかったら今どうなっていたか」と仮定し、「そうなるための行動」を目標設定すると良いことを学びました。

とくに、私の心に響いた言葉は、<u-pink>自己中ぐらい自分ファーストで良い<u-pink>ということ。

相手の顔色を伺ったり、ご機嫌を取るための行動はやめる。自分にとって嬉しいから相手にもしてあげるマインドでいよう。自分に関心を持つことの大切さにも気づきました。

第4章 自尊感情回復のカギ「感情」のトリセツ

第4章では、感情がコントロールできれば全てうまくいく。上手なコントロールの方法を学びました。

人間で生まれた以上、感情は切っても切れない関係。感情に良い悪いはなく、天気のようなもの。
感情が湧いた時、この感情はなんなのかを認識し、温度調整ができればOKとのこと。

熱い感情:怒り、憎しみ、同情心、好感
冷たい感情:失望、無視、シニカル、無関心

例えば、今自分イライラしてる(怒り)と感じたら、深呼吸をする(無関心)といった感じ。

また、<u-pink>怒りや不安で頭がいっぱいになった時は、理性的に考えると良い<u-pink>というアドバイスが印象的でした。

ここでいう、"理性的に考える" は、感情の名前を上げることを意味しており、「あ、今自分悲しんでるな」「悔しんでるな」「寂しいんだ」というイメージ

最初は難しいので、トレーニングとして "感情日記" をつけると良いと紹介されていました。

第5章 自尊感情を落とす「心の悪習慣」とは?

第5章では、自尊感情を落とす習慣を知り、自分に当てはまるものがあったことで、考え方を変たいと思いました。

例えば、予想外の出来事やアクシデントが起きると焦ってしまうところ、人と比べて劣等感(自分は劣っているなど)を抱くところ、他人のひとことや行動を気にしてしまうところ。

それぞれ対処法が紹介されていましたが、とくにいいなと思ったもの ▼

① 劣等感に聞く薬は「開き直り」
人の良し悪しなんて誰にも決められない。人生なんてそんなものだ。と開き直ること

② 起きたことの原因追求はせず、変化にエネルギーを注ぐ
自分を責めることはせず、どう変わりたいのか、自分の心を大切にすること

③ 他人の感情に巻き込まれないよう、自分と他人を分けて考える
相手が怒ろうが、自分が疑われようが、それはその人の感情。他人のことを他人としてほっておく習慣をつけること

また、考えてもどうにもならないことで悩んだときは、心が軽くなる呪文「死ぬわけじゃない」「人生単位で見たらそんな大したことじゃない」「来月には忘れてる」と唱えようと決めました。

第6章 自尊感情の回復を拒む「4つの障害」

第6章では、自尊感情の回復を拒む4つの障害と対処法について学びました。

<u-pink>① 心の傷(過去のトラウマ)<u-pink>
対処法:トラウマは存在しない。すべて過ぎたことだと脳に語りかける。

<u-pink>② 心の抵抗(変化を望んでいるのに抵抗する)<u-pink>
対処法:心の抵抗を見つめ、トレーニングを2ヶ月以上継続すること。一番良くないのは、壁にぶつかった瞬間、足を止めること。自分は変われる、幸せになれると信じて諦めないことが大切。

<u-pink>③ 他人からの批判 <u-pink>
対処法:いち早く批判されていることを認識し、受け流す。

<u-pink>④ 失望と依存 <u-pink>
対処法:相手が改めるべきという考えをしない。"他人"と"過去"は変えられない。自分で変えられることに集中する。

とくに4つ目は、夫婦関係で起こりやすく、離婚の原因になりやすいとのこと。
近い存在だからと甘えずに、感謝と思いやりの心を忘れない。夫婦 = 何でも言って良いはNG。友達といる時と同じように接そうと思いました。

第7章 自尊感情を高める5つのワーク

第7章では、自尊感情を高める5つの習慣について学びました。

<u-green>① ありのままの自分を愛す<u-green>
<u-green>② "私を愛する私"の声を聞く<u-green>
<u-green>③ 自分で決断する<u-green>
<u-green>④ 今に集中する<u-green>
<u-green>⑤ 自尊感情が高い人のように振る舞う<u-green>

自分のことは自分が一番よくわかっているから、どんなことが起きても、まずはその時の自分を受け入れて、優しい愛で包み込んであげよう。

とくに、私は自責思考が強い(自分を責めることが多い)ので、甘やかすぐらいでちょうど良いのかもと感じました。

「今日も全力を出しきった私はかっこいい」「あの状況でもやれることは全部やった」と褒める。少なくとも、悲劇のヒロインぶったり、一人反省会をすることはやめると決めました。

感想・まとめ

今回は、韓国のミリオンセラー <u-pink> どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン <u-pink>を読んだ感想をアウトプットしました。

大切な存在であるパートナーを傷つけたくない。なんとしても自分が変わりたい。という思いから、本の存在を知り、購入に至りましたが、最後まで読んで本当に良かったです。

2011年出版と少し前の本ではありますが、現代を生きる人が一度は直面するであろう悩みが書かれており、たくさんの人におすすめしたいと思いました。

私と同じような悩みを抱えている方が少しでも生きやすく、大切な人とハッピーな時間を過ごせますように。最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

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