中小企業デジタル化応援隊事業とは?
デジタル・IT化を促進したい中小企業・小規模事業者と
フリーランスや兼業・副業人材等を含めたIT専門家をマッチングして、活動を支援する取り組み。
また、IT専門家はあらかじめ認定を受けた人のみが登録されているため、
中小企業側は、安心して案件を相談できる仕組みになっております。
どんな人が利用できる?
◎中小企業・小規模事業者に当てはまる人
製品・サービスの生産・提供など、生産活動に資する事業を行っていること。
つまり、開業届や確定申告を行っている事業主であれば、まず対象になります。
個人事業主やフリーランスとして1人で活動している方でも大丈夫です。
詳しい対象範囲はこちらの「2.本事業の対象となる中小企業等の範囲と基準」をご覧ください。
◎IT専門家に当てはまる人
個人として本事業への参加を希望するフリーランス・副業・兼業の方で、副業・兼業の場合は所属先から許可をもらっている方。
この支援制度には本業で働いていながらも、副業として活動する人にもIT専門家になることができます。
また、開業届を出す前の人でも大丈夫のようです。
詳しいIT専門家に対するFAQはこちら
メリット・デメリット
◎メリット
・費用が抑えられる
・デジタル化が円滑に進み、事業が加速する
・スキルや専門知識のあるIT専門家とマッチングできる
◎デメリット
・手続き、申請があること
支援を受けられることに比べたらデメリットとはかなり言い難いのですが、
強いていうのであれば最初の段階で中小企業として登録をしなければいけないこと。
案件を相談するための手続きがあることが少し面倒に感じるかもしれません。
実際に行った支援事例
◎美容サロンのオーナーさんに向けたホームページ制作のサポート
◎EC事業を始めたいという会社さんに向けたECサイト導入のサポート
◎映像制作フリーランスの方に向けた集客相談(SEO対策)のサポート
いくら補助される?
サポート期間と稼働時間に応じて、補助される金額は変わりますが
事務局からIT専門家に支払われる1時間あたりの謝金額は3,500円(税込)が上限と決まっております。
また、1時間あたり最低500円(税込)の中小企業等による実費負担が必要です。
例)IT専門家への支払単価4,000円。稼働時間が合計50時間だった場合
本来かかる費用:50時間×4,000円=200,000円のところ
IT専門家への支払単価(謝金上限):3,500円/時
実費負担(最低額):500円/時となり、
最終的な支払費用:50時間×500円=25,000円
175,000円分(200,000円-25,000円)を運営事務局が負担してくれることになります!
期間はどれくらいかかる?
相談内容やIT専門家の都合にも寄りますが、
私が実際に利用した場合の平均は1ヶ月でした。
すぐに完了できる案件の場合、もっと早く終わることもありますが
反対に長期間に渡る案件の場合、1ヶ月以上かかることもあります。
その他(感想)
「コロナで思うように業績が伸びない。」「新しいことを始めたいけどコストがかかる。」
とお悩みの事業主の方には、ぜひ利用していただきたいおすすめ制度です。
登録には一切お金も発生しないので、まずは登録をして相談案件を提案するところから始めましょう!
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^